NPOハロハロ ほぼ月イチ メールマガジン『ハロハロ通信』


 ■2021年4月26日号

 

フィリピンの個人ビジネスの柔軟性 ● マングローブ育成は、実践型の環境教育

こんにちは!NPOハロハロ事務局の成瀬です。

日本ではGW前で、お仕事や勉強に少し追われている方もいるところでしょうか。

東京は4月25日から3回目の緊急事態宣言ということで、

改めて気を引き締め、ハロハロのフィリピンと日本での活動も続けて参ります。 

 


ショートコラム ★★It's more LOVE in PHILIPPINES!!★★  Vol.31   by, マナピーナ


フィリピンの魅力をちょっとずつお届けするショートコラム、

今月もセブを愛するマナピーナさんが発信してくれています♪

  

こんにちは!マナピーナです。

フィリピンマニラの一部の地域では、3月22日〜4月11日までECQ(ロックダウン)措置が取られました。その2週間の間で150万人が失業したというニュースが出ていました。(マニラ新聞より)

日本でもコロナの感染者に関するニュースを聞かない日はないですよね。しかし、そんな中でも全くへこたれずにいる、あるフィリピン人家族がいます。今回はそのファミリーのお話をさせていただきます。

 

実は、私は付き合って5年半になるフィリピン人(セブ島)の彼氏がいます。彼は日本に住んでいたこともありますが、現在はセブ島に戻り、私は日本に住んでいます。国際遠距離恋愛をしています。

全くへこたれていないフィリピン人家族とは、まさしく私の彼氏の家族です!

幸運なことに、彼氏の家族は全員仕事を失ってはいません。しかし、リモートワークなどで、大家族の全員が家にいると電気代がとんでもないことに…(フィリピンは電気代が高いんです)

そこで、この問題を解決するために一家総出で、あるビジネスを始めました。なんと、家の前で魚屋さんと豚肉屋さんを始めたんです!

港にいる知り合いから魚を買い、養豚ビジネスをしている親戚から豚を半頭買い、それを家の前で売っています。料理が得意なお母さんは、調理済みのおかずまで売っています!

お父さんが豚肉をカットし、近所で顔が広いお母さんがFacebookで告知をし、お姉さん達がお金の管理をし、彼氏と弟でバイクデリバリーと、家族で絶妙なチームプレーを発揮し、おかげで大繁盛!

スーパーまで行く必要がなく、おまけに安く買えるので近所の方から大人気だそうです。

日本ではなかなか考えられないやり方ですが、こうして自分たちにできることをいち早く見つけてやり遂げてしまうところはさすがだなと思います!

そんなフィリピン人彼氏の家族からいつもパワーをもらっているので、みなさんにもお裾分けさせていただきました。(ただ、少しエグい豚肉の写真が送られて来るのはちょっと怖いです…笑)

どんな状況下でも明るく生きていく術を見つけるのが得意なフィリピン人。そんな方達に元気をもらいながら、私たちも体に気をつけながら乗り越えていきましょう!

 

  

マナピーナ @halohalo_manapina

 

https://www.instagram.com/halohalo_manapina/

 


From BOHOL MANGROVE PLANTING 〜ボホール・アルマー島の現場から〜

● マングローブの育成は、実践型の環境教育 ●


 

NPOハロハロでは、2017年からボホール州アルマー島を新たな事業地に加え、

島の住民グループASFA(アスファ)とともに、マングローブ植樹管理保全と環境美化事業に取り組み、海の豊かさを取り戻し、基幹産業である水産業の活性化を支援しています。

 

2018年から2020年までの3年間、TOTO水環境基金助成事業として採択され、1年間に6万本ずつ、3年間合計で18万本のマングローブを新規に植樹することができました。また植樹時にはたくさんの地域のボランティアが参加しても、その後の生育にはこまめな保全管理(苗木にひっかかる藻やふじつぼなどの排除、海の中にネットを貼って安全な生育環境を担保するなど)の作業に参加するボランティアはいつも不足していました。

助成事業の3年目(2020年度)は、この点に着目し、島ぐるみでマングローブの森づくりに取り組むためにも、「保全管理」についての啓発活動を行い、1年を通して一緒に活動していくことを地域住民によびかけていくことを大切にしました。地域住民グループASFAが、1年を通して真摯にこの呼びかけを行い、ASFAグループのメンバーたちが近所の家族を誘いながら活動に参加していったことで、子どもから大人まで家族ぐるみで一緒にマングローブを守っていく大切さそして大変さも体感した1年となりました。

とくに子どもたちからの反響の声は大きく、「地球を大切にっていうことを、リアルに体験できた!」など、マングローブの生育に1年間寄り添うことで、マングローブが島を守ってくれて伊いる意義などを素直に感じ取ってくれたようです。

 

さらに、2020年・2021年とイオン環境基金事業に採択され、マングローブの新品種PAGATPAT種の植樹育成にも挑戦しています。同じ沿岸部でも、島の東西南北それぞれに土壌や潮の状況も異なり、その土地その土地にあった品種のマングローブや植樹育成方法を試していこうとしています。

 

2021年度は、新規のマングローブ植樹本数だけではなく、地域のごみ回収処理問題に焦点を当て3R促進活動を主軸にしていきます。離島におけるごみの投機問題は根深く、地域行政を巻き込んでのシステムづくりも大切ですが、ハロハロとしては今までもこれからも地域の人々ができることを一歩ずつという姿勢で、ごみの削減と活用に焦点をあてていこうとしています。

 

 

 

ボホール事業についてはこちらのページにも掲載しています ▶︎

 水環境基金 HP ・ ボホール事業地WEB 

 

 


■ 日本でのまちづくりグループ活動のご案内 ◾️

NPOハロハロでは、グローカルなまちづくりを促進するため

日本の事業地では、フェアトレードちば、港区エシカルコミュニティを立ち上げ、エシカルタウン運動をしています。

 

● フェアトレードちば 

 

フェアトレードちば会議&ボランティア作業

(日時)会議:第2日曜日9:00-10:30くらい 

   ボランティア作業:第4火曜の夕方(1/26(火)19-21)

(場所)オンライン/船橋市民活動センター

 

▶︎ 2021年度も フェアトレードフェスタちば2021 出展/企画/協賛団体募集中!!

 期間:2021年5月1日(土)〜30日(日) 会場:オンライン&きぼーる広場(千葉市)

 

 

● 港区エシカルコミュニティ ●

 

港区エシカルコミュニティ

(日時)ほぼ第一日曜日10:00-11:00 次回1月は変則)1/10(日)18:00-19:00

(場所)オンライン会議(Zoom)

 

 

 

 

◀︎【古本や不用品が寄付になります】大掃除で出る不用品もお寄せ下さい

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古本・DVD/ゲーム・ブランド品・金券・古酒・携帯電話機器など

ご家庭で不要になったお品をお寄せ下さい。

 

◀︎【マンスリーサポーターとなって応援】

一般500円〜、学生250円〜、団体5,000円〜

定期的に活動報告が届きます!

  

◀︎【寄付をして応援】

自由金額でご寄付で活動を応援いただけます

*認定NPO基準は、3,000円/口以上のご寄付が対象

  

◀︎【セブのこどもの教育を応援】

あなたと一緒にこどもたちの教育を受ける機会を広げ、地域の未来を変える力に!

 

 

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お買い物金額の一部がハロハロへの寄付になります。

 ◀︎【マニラとセブの女性の手仕事を、雑貨の購入で応援】

カラフルな廃材を活用したバッグやポーチのブランド:AngKyut

セブの自然素材が愛らしいアクセサリーブランド:Nindot

学園祭・バザー・お店などでの委託・卸販売、ノベルティの制作もお気軽にご相談下さい♬

 

◀︎【ボランティアをして応援】

あなたの力で、フィリピンと日本の事業を活性化する
インターン、プロボノ、ボランティア随時募集中!



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