持続可能な開発目標(SDGs)とハロハロ
「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)」は2015年9月25日、ニューヨーク国連本部での「持続可能な開発に関するサミット」において採択されました。
先進国・途上国すべての国を対象とする普遍的な目標として、2030年まで世界の国々が取り組んでいくものです。
1 貧困をなくそう
フィリピンのマニラ・セブ・ボホール事業地で、収入向上事業を行なっています。
女性グループはおもに雑貨やアクセサリーづくりなどの手工芸事業に携わっています。
男性グループはマイクロクレジット(少額資金融資)によりビジネスを活性化しています。
4 質の高い教育をみんなに
マニラおよびセブの事業地で、幼稚園を運営し、高まる幼児教育ニーズに応えています。また大学への奨学金制度を設け、地域の次世代リーダー育成を行なっています。
さらに義務教育課程の学生たちにもインターネット学習環境を提供しています。
5 ジェンダー平等を実現しよう
日本とフィリピンの事業地で、誰もが生まれ育った環境や性別などに左右されることなく、自分らしく働き生きることのできる社会づくりに挑戦しています。
エシカルなライフスタイルを啓発し、地域社会への参画を促しています。
8 働きがいも経済成長も
日本とフィリピンの事業地で、エシカルなまちづくりを推進しています。
私たちの労働環境と消費購入とは密接な関係があり、
人権に配慮した働く場を推進することが、地域と世界の持続可能な経済的発展にも
つながります。(フェアトレード/エシカルタウン運動・啓発)
10 人や国の不平等をなくそう
社会的に弱い立場におかれる人々が抱える問題を明らかにしながら、少しずつ地域の人々の理解を啓発し、地域の問題としてともに考え、誰もが平等に自分らしく生きることができる社会を形成していこうとします。(啓発)
11 住み続けられるまちづくりを
日本とフィリピンの事業地で、ソフト面のまちづくり活動を地域の人々とともに一歩ずつ行なっています。
豊かなまちにしていくための地域の課題を1つずつ明確化し、地域の人々の社会参画を推進しながら解決に挑戦しています。
12 つくる責任つかう責任
フィリピンのマニラ・セブ事業地で行う手工芸事業では、なるべく廃材や自然素材などの環境配慮型の素材を用いて製作をしています。つくる人々との話し合いのもとに正当な対価の支払いが可能な持続可能なモデルづくりにも挑戦しています。
つくる人々の意識を啓発するのはもちろん、消費購入する人々の責任意識を啓発しています。
14 海の豊かさを守ろう
フィリピンのセブ・ボホール事業地は、水産業に携わる人々が多く生活する地域で、人々の生活と海の豊かさは密接に関係しています。
ごみ拾い活動やマングローブの植林などを地域の人々と行なっています。
17 パートナーシップで目標を達成しよう
ハロハロでは、日本に生活する人々とフィリピンに生活する人々のパートナーシップのもとに、すべての地域発展活動を行なっています。
地域の市民、民間、教育機関、行政などの垣根を越えた連携を促進し、ともに豊かな社会を形成していこうとしています。
私たちハロハロでは、私たちの活動に賛同いただき、ともにSDGs達成を目指すことのできる民間団体(企業・団体)や行政との連携を求めています。
例えばこんなことができます。
<A>講演会などの実施
SDGsの実践について理解を深める啓発、人材育成として
<B>ビジネスを通じた連携
ハロハロのフィリピン事業地の人々とともに
エシカルな商品開発やマーケティングを実施するなど
<C>活動へのボランティア/プロボノ参加
ハロハロの日本及びフィリピンで行う活動へ
職員の皆様がボランティアやプロボノとして一定期間ご参加することでSDGsを実践
<D>会員制度
ハロハロには団体会員制度(60,000円/年〜)があります。
新しい活動をともに作っていくことなどが可能になります。
例)らあ麺屋ひろ様では、ともにひろ教育基金をたちあげ
幼稚園と奨学金制度の運営を行なっています。