NPOハロハロほぼ月イチメールマガジン『ハロハロ通信』

■ 2024年9月25日号 ■

大学生との生活調査　・　おいしく楽しく

こんにちは、理事長成瀬です。

秋の風を感じる季節になってきましたね！今月・来月は東京での催事に出展していますのでぜひ遊びにきてください。

ショートコラム　★★It's more LOVE in PHILIPPINES!!★★ VOL.62

⚫︎大学生との生活調査⚫︎

フィリピンの魅力をちょっとずつお届けするショートコラム、今月はフィリピンの大学に通うさくらさんからの発信です♪

みなさん、こんにちは！セブ島現地の大学に通っている、さくらです。

先月上旬にとても興味深く、心躍り、楽しい経験をしてきました。それは「慶大生との家計調査と小学校訪問」です！

け、慶應の学生だなんて私の乏しい知識と知能で会話が成立するのだろうかと不安でしたが、皆さん本当に気さくで初めて会った私とでもすぐに仲良くなってくださり、移動中もたくさんの雑学やフィリピンで驚いたことなど面白いことを教えてくれました。

本日は、学生と行ったアクティビティ毎に地域の人との交流や、その時の様子についてお話ししていこうと思います。

1. 地域の小学校で折り紙の授業

約500人ほどの生徒が通う小学校にお邪魔しました。子ども達は訪れた日本人に興味津々。ハイタッチにキャっと喜ぶ姿が今もクリアに浮かんできます。

フィリピンの文化と言ってもいい、「訪問者を思い切り歓迎する」ことは小学校から身についていて、それぞれの教室に挨拶をしに行くとダンスで出迎えてくれたり、kwek kwekといううずらの卵を揚げたフィリピンのお菓子を食べさせてくれたりホスピタリティ全開でした。慣れない折り紙も子ども達同士であーじゃない、こうじゃないと助け合いながら、大学生ともいっぱいコミュニケーションを取り、仲がとっても深まった様子でした。

2.事業地での生活調査

ハロハロの事業地の一つタリサイ市ドゥムログ村のいくつかの世帯で、主に食生活についてインタビュー。普段は英語を話さない地域の方々も、ジェスチャーや、現地NGOのヘルプで、頑張ってインタビューに答えてくれていました。

小さいスペースに招待するのは恥ずかしそうでしたが、少しでも涼しくなるように扇風機をつけてくれたり、椅子を出してくれたり、温かく受け入れてくれていました。

実際に家庭料理をみんなでいただきましたが、日本の味付けに似ていることもあり、「うまっ！！」「おかわり！！」という声も多々聞こえてきました。

3.子どもたちと思いっきり遊ぶ！

私が事業地で1番大好きな所、それは子どもたちの人懐っこさ。

Hello!「一緒に写真撮ろうよ！」「手繋ごう！」と初めての訪問者にも心で接してくれる子供たち。忙しない先進国にはないゆったりとした人間味溢れる生活を送る子どもたちが、私たちに大切なことを思い出させてくれます。

休みの日は体を使っていっぱい遊んで。新しい人に出会ったら友達になって。言葉が伝わらなくったって笑いでコミュニケーションを取って。幸せを分けてもらいました。

現地NGOスタッフや地域のボランティアさんたちが、車での送迎からご飯、おやつ、そして調査と全面協力してくれているおかげで、大成功に終われました。

私も普段は交流することはほとんどない日本の大学生と一緒に時間を過ごせ、新しい友達もでき、本当に嬉しかったです。

From Minato-ku, Ethical Life style awareness

● おいしく楽しく、エシカルな生活へのきっかけを

港区からエシカルなライフスタイルの啓発にあたっている任意団体港区エシカルコミュニティ。

3月にいきいきプラザで開催されたworld cutre dayでは、バタフライピーを飲みながらモン族の歴史や文化を紹介するお話会を開きました。また、6月にはエシカルお茶会を開催し、フェアトレードの紅茶やコーヒーの飲み比べ、障がい者福祉施設とつくるクッキーも楽しむことができました。今年も10月にはみなと区民まつりに出展予定です。ブースはハロハロと隣同士ですので、遊びに来てくださったら嬉しいです。（文：成瀬悠）

港区エシカルコミュニティ