ハロハロ教育基金は、2015年スペインのらぁ麺屋ひろさんとの協働から生まれたプロジェクト。

セブ事業地の子どもたちが必要な教育を受けられるよう、試行錯誤してきました。地域の人々はこどもの成長に希望を託し、自分とは違う未来を得て欲しいと強く願っています。

 

■ フィリピン事業地での教育事情

この事業地は、1日1人1.9ドル以下で生活する漁村の人々が生活する貧困コミュニティです。

日々の食費にすべてが消えてしまって、子どもの教育費にお金が残らない状況があります。

K to 12制度(幼稚園1年、小学校6年、中学4年、高校2年)が導入され幼児教育が重要視されています。学費は無償でも、文具・制服・交通費・食事代などが家庭で負担できず学校に通えない子どもたちがいます。

 

■ 貧困地域でも「教育」を受けることをあたりまえにする

その答えとして見つけたのが、地域の中に教育を受けたお姉さん・お兄さんがいて背中を追える環境づくり大学奨学金制度で卒業生を輩出しながら、幼児教育の場で家庭とこどもに教育の大切さを伝えることで、地域の中に循環する教育支援の輪が生まれました(下図参照)。

 

大学生のお兄さんお姉さんは自分の地域の中での役割を自覚し、在学中から地域の子どもの教育を支える側となり活躍しています。 

2020年に名称をひろ教育基金からハロハロ教育基金へと変えて、さらに多くの学生たちを支援しようとしています。セブ事業地で基盤を確立した後、他事業地にも拡大予定です。 

地域に根付く【 循環する教育 】

 

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「人数が多く十分なサポートが得られない公立の幼稚園にあがる前に、読み書き計算の力を身につけさせたい」そんな地域の声から、幼児教育の場が開かれるようになりました。

2015年クラウドファンディングで建設したコミュニティセンターのスペースを活用しています。不法滞在地域にあるため、今後は近くの安全な土地に移転させて学校法人としての運営を計画中(2033年を予定)。

 

■ 幼児教育での実施内容

[学習方法] 少人数での2時間制対面教室を週1日と家庭でのプリント学習

 *コロナ前は40名を2クラスに分け、平日2時間制で実施

[科目]英語・数学・理科・フィリピン語・読み・書き・道徳、習熟度テストあり

[行事]季節の催事や校外学習も予算が許す限り実施(栄養月間・クリスマス・家族の日など)

父母会や家庭訪問も行い、家庭でこどもの教育と向き合う姿勢づくりもしています

 

 

■ 幼児教育の対象者

対象年齢は4歳児。両親が送迎に来れる範囲の距離に在住する者であること。 

 

■ 幼稚園を支える先生とスタッフ

ハロハロ教育基金奨学金制度で大学教育課程を卒業した学生たちが、教員試験合格までの1〜2年の間、この幼児教室の先生として事業を支えています。年間カリキュラムや指導方針は現地協働団体スタッフと一緒に計画。地域の女性1名がアシスタントスタッフとなって教室の運営を手伝い、清掃や管理作業もしています。

 

■ 実績  幼児教室終了人数 のべ145名

2021年度20名、2020年度35名、2019年度40名、2018年度30名、2017年度20名

 

■ 実施状況

コロナ下も、2021年度は11月から4月までの6ヶ月(うち1月は台風の影響で休み)、2020年度は9月から2月までの5ヶ月、先生がプリントを配布し家庭学習を中心にした幼児教育の場を継続しています。先生1名、アシスタント1名の体制で、子どもの受け入れは20名に制限しています。卒業後の子どもたちは、5歳で公立の幼稚園に進み1年幼児教育を受けた後*に、小学校1年生にあがります。

*弊団体が提供する幼児教育は認可されたものではないため修了証書が出せません。K-12制度により、小学校にあがるには幼児教育が必須となっており公設の小学校に幼稚園のクラスが設置されていますので、弊団体のプログラム終了後、こどもたちは公立幼稚園にあがります。

 

奨学金事業 -高校・大学生への進学支援-

貧困地域の家庭から大学に進学生を増やし、内部から貧困の連鎖を止めようとしています。

事業対象地域から、大学進学意欲を持つ学生たちへの支援を行なっています(一部高校生も支援)。学生たちは現地協働団体NGOが実施する地域活動に、インターンシップとしての参加が義務付けられています。土曜日学校の実施などを通し、地域の子どもたちへの教育に貢献しています。

 

■ 奨学金の用途

大学の授業料だけでなく、日々の通学にかかる交通費、食費、課題提出のための文具や通信費など、学生ごとの多様なニーズにあてられます。

 

■ One on One支援について(月1万円〜)

特定の大学奨学生1名の支援をすることができます。

学生から年に3回のお手紙と、年1回オンラインでコミュニケーションすることができます。

 

■ 学生たちの通う大学例

・EVANGELICAL THEOLOGICAL COLLEGE OF THE PHILIPPNES, INC.

・Talisay City College

・Cebu of Technological Science,  など 

 

 

■ 実績 のべ6名

2022年6月卒業1名、2020年4月卒業3名、2019年4月卒業1名、2018年4月卒業1名

 

 

■ コロナ禍の状況

2020年3月〜8月は長い休暇期間(学習環境の移行準備期間)となりました。2020年9月以降、大学はオンライン授業を中心にして再開されました。大学4年生でのインターンシップ(OJT)の受け入れ先や単位取得および承認に2022年現在も混乱が続いており、学生たちの卒業時期にさらなる遅れが出ています。

 

■ 期の途中からのご支援も受け付けています

フィリピンでは、通常6月入学4月卒業と、11月入学9月卒業の2パターンがありますが、コロナ以降学期にずれが生じています。教育基金やOne on One支援は期の途中からでも大歓迎です。

 

■ 2022年度(2022.8〜2023.5頃を予定)進学中の学生たち ■



 

■卒業生からの手紙 ジェネリン(2017年卒業生)

 

「こんにちは!ジェネリンです、結婚して可愛い女児を授かりました。

 “ペイイットフォワード(受けた恩を次の人に渡していくこと)”大学奨学金が、私の人生を大きく変えてくれました。多くのフィリピン家庭は、 子供を大学にやれず早くに仕事に就かせています。両親は子どもが家計を支えてくれることを期待していて、私の場合もそうでした。

 

けれど、私はエヴァン ジェリカル・テオロジカル大学キリスト教教育学部を卒業するという夢を諦めず、今は査証のアドバイザーとして会社で働くことができています。お給料を得られるようになった今、私の3人の兄弟姉妹が学校に行く支援をしたいと思っています。」

 

 

毎月継続、または1回のみのお支払い方法があり、カード決済または銀行決済が選べます。

*毎月継続決済はカード決済のみに対応しています。

教育基金は2つの活動に使用しています(対象選択も可能)。

 

特定の大学奨学生の支援を行う顔の見えるOne on One支援もできます(1万円/月〜)。

詳しくは、下の「詳細を見る」から詳細資料をご確認下さい。

 

■ 応援してくださる皆様へ、活動をご報告しています ■

ThankYouムービー、メルマガ(年3回)、四半期マガジン年次報告書、教育活動報告書 

活動報告&交流会へのご招待、勉強会やセミナーのご案内 

 

 

【教育基金支援者にお送りしているメルマガ】 4月・8月・12月 年3回

 最新号にリンクしています(2022年12月号)

【現地の教育基金運営団体】NGO TulaysaKinabuhi トゥーライ・サ・キナブヒ

代表Glemar氏は、本人の経験から教育を重視しています。

彼が小学生の時に、家族でセブ州に引っ越したのですが、

両親は仕事がなく、長男だった彼がアルバイトをして兄妹と自分の学費を稼ぎ生き抜きました。

そんな経験から、教育こそが貧困を解決する力となることを信じ力をいれています。

2013年、妻Sherah氏やその他の応援者とともにNGOを設立。

 

地域のこどもたちへの教育事業を中心に据えながら、教育を支えるためにも父兄の収入向上や啓発活動にも力をいれています。


お申込み後のキャンセル、途中での金額変更、領収書発行なども、E-mailにてご連絡ください。

 

*キャンセル/変更などは、詳細資料もご確認ください。

*ご寄付の停止に関しては、前月20日までにご連絡をお願いしております。
*領収書はご寄付をいただいた皆様にご発行しています。継続決済をいただいている方には年に1度12月締の翌1~2月に計算し領収書をご発行とさせていただいています。

 

【2015年〜】らぁ麺屋ひろ教育基金

 スペインのらぁ麺屋ひろさんとハロハロで、セブ事業地での教育支援の基盤整備を行ってきました。

当団体は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

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