NPOハロハロ ほぼ月イチ メールマガジン『ハロハロ通信』


■ 2024年2月28日号 ■

● 人々との繋がりを大切に  ● 教育の質も資金もあきらめない ●

こんにちは、理事長成瀬です。

いよいよ来月は定期総会、決算や報告の取りまとめ、今後の方針策定にフィリピンと日本を駆け回っています。

オブザーブ参加も可能ですのでご関心ある方はぜひご参加お申し込みくださいませ。


●ハロハロな人●

人々との繋がりを大切に

川原菜々子

NPOハロハロ副理事長・正会員・環境事業若手プロジェクトリーダー・手工芸事業事務局ボランティアスタッフ

私は大学で国際協力について学んでいました。特にフェアトレードの分野に関心があり、学内のフェアトレードサークルに所属しました。サークルでは勉強会やフェアトレード商品の販売などを実施し、活動を通して理解を深めていました。そして大学4年生になった私は「実際にフェアトレード商品を製作している現場を見て学びたい」と思い、2019年8月からハロハロの手工芸事業にインターンとして参加しました。大学卒業後はアルバイトスタッフを経て、現在は主に環境事業と手工芸事業を担当しています。

 

環境事業では、セブとボホールの住民グループが取り組む環境美化事業のプロジェクトリーダーとして、事務局や現地協働団体のTSK、住民グループと共に事業を実施してきました。最初は、現場とのやり取りや事業の成果や評価をしていくことなどに難しさを感じることが多く自分のポジションに悩むこともありましたが、悩んだ時には相談できる環境があり、一緒に解決してくれたことで業務を進めることができました。実施していく中で事業が活発化し、関わる人が増え、目にみえる成果があるとそれが私自身のやりがいでした。3年後の今、事業が自走している様子が見れていることが、とても嬉しいです。そしてこの事業では、地球環境基金による助成を受けて、若手プロジェクトリーダーに採択され、3年間お給料をもらいながら学ぶという貴重な体験ができました。

 

手工芸事業では、事務局ボランティアスタッフとして、ハロハロのエシカルアクセサリーNINODTの立ち上げからSNS運用、商品開発、ネットショップなどを担当してきました。立ち上げ時に、ブランディングをきちんと設定したことで、その後の業務もスムーズに行うことができたと感じています。特にインターンやボランティアと一緒に取り組んだ商品開発では、商品のデザインから完成するまでの流れを実際に行いながら学ぶことができ、大変ではありましたが一番やりがいを感じました。コロナ禍でも現場とコミュニケーションをとり続けることができました。女性たちが素敵なアクセサリーが作れるようになることは私事として嬉しかったです。そして、女性たちのライフステージも変わり新しい課題と向き合っている今の姿が頼もしいです。

 

この4年間でハロハロを応援してくださる方々や、インターン、ボランティア、現場の住民グループなど、世代や職業など垣根を超えた方々と知り合うことができとても嬉しく思います。出会えた皆さんとのご縁を大切に、若手プロジェクトリーダーとしてのスタッフ期間は終了しますが、ボランティア役員としては残り、活動を支えていきます。

 


From Cebu, Hope Children Center Education Program

● 教育の質も資金もあきらめない ●

幼児教室の1コマ:"形"の授業
幼児教室の1コマ:"形"の授業、四角、円、三角、長方形、楕円、星、ハートなどの形と名前を覚えます
教室整備の様子
9月説明会前に、ペンキの塗り直し
2023年9月の参加説明会の様子
2023年9月の参加説明会の様子:参加希望者が集まって教室のルールなどを聞きます
幼児教室の1コマ:体のパーツ
幼児教室の1コマ:"体のパーツ"の名前を覚えます
幼児教室切り絵の一コマ
幼児教室の1コマ:"カラー"切り絵で楽しく工作

幼児教室の持続可能な運営が、大きなテーマになった1年でした。2016年から2019年まではらーめん屋ひろさんからの寄付に、その後は連合・愛のカンパ資金に頼ってしまっている状況があります。日本とフィリピンの一般の人々からの寄付・応援をもっと受け付けていくこと、そして参加者からも無理のない参加費を徴収していく2方向で挑戦を始めました。

現場がもっとも大切にしているのは「教育の質」です。少ない資金だからと妥協したくない、という強い思いがあり、先生方がボランティアで協力してくれています。子どもたち全員が「学ぶことを楽しい!」と答える環境を目指しています。今後は中期的に、教育の質にも、経営資金にも、妥協せずに挑戦していきます。

(助成)連合・愛のカンパ 2020年・2021年・2022年・2023年


○ フェアトレード雑貨メンテナンス作業 ボランティアデー ○

場所:ハロハロ事務所または港区立男女平等参画センター

詳細/お申し込みはこちらから: 

・5月18日(土)14:00〜 https://www.janic.org/information_post/halohalo_ftitemvolunteer/

 

○ 市民社会によるガザ地区の停戦への訴え ○

NPOハロハロは停戦への呼びかけに賛同を表明しています

 

・1/31 NGOによる外務省への要請文:日本政府によるUNRWAへの資金拠出一時停止の撤回を求めます

 

・12/25 緊急会見:「年内に停戦を。」ガザ地区「停戦」を願う NGO共同記者会見@日本プレスセンタービル

 

・11/11 日本のNGOによる国際会議における「即時停戦」への要請文

 

・10/20  日本のNGOによる外務省へのイスラエル・パレスチナにおける武力行為の即時停止要請文

 

○ ハロハロ定期総会 2024 ○

オブザーブ参加も可能です。お申込受付開始!

日時:2024年3月23日(土)10:00-11:00

場所:オンラインZoom / 港区立男女平等参画センター(田町/三田) *お申込者にのみ詳細ご連絡

お申込/詳細WEB ハロハロ定期総会

 

 ■ 講座、出展など 

各地での講座や、催事出展(AngKyut・NINDOTのフェアトレード雑貨の展示販売や活動紹介)をしています。

⚪︎ 協力隊まつり2024 ⚪︎

日時:2024年4月20日(土)21日(日)10:00-17:00

場所:JICA地球ひろば(JICA市ヶ谷ビル)

https://jocvmatsuri.online/


◀︎【古本や不用品が寄付になります】 

きしゃぽん古本募金を通して「ハロハロ」に、

古本・DVD/ゲーム・金券・古酒・携帯電話機器など不要になったものをお寄せ下さい。

◀︎NEW!!【ブランド品寄付】 

ブランディアを通して「ハロハロ」に、

使わなくなったブランド衣類、バッグ、小物なをお寄せ下さい。

 ◀︎【マンスリーサポーターとなって応援】

一般500円〜、学生250円〜定期的に活動報告が届きます!

  ◀︎【寄付をして応援】

自由金額でご寄付で活動を応援いただけます

  ◀︎【セブのこどもの教育を応援】

あなたと一緒にこどもたちの教育を受ける機会を広げ、地域の未来を変える力に!

 

◀︎【ショッピング x グルメ x gooddo x ハロハロ】

このページから各ショップでのお買い物、旅行予約、レストラン予約で、購入金額に応じて一部の金額がハロハロへの寄付になります!

 

◀︎【マニラとセブの女性の手仕事を、雑貨の購入で応援】 

カラフルな廃材を活用したバッグや小物雑貨:Angkyut、フィリピンの自然素材でつくるアクセサリー:Nindot

学園祭・バザー・お店などでの委託・卸販売もご利用ください

【ボランティアをして応援】

あなたの力で、フィリピンと日本の事業を活性化するボランティア募集中!

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世界にチャンスを 
NPOハロハロ https://www.npohalohalo.org/

〒108-0014 東京都港区芝4-7-1西山ビル4F 

TEL 050-5539-5524 Mail : mail@npohalohalo.org 

 

 



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