NPOハロハロほぼ月イチメールマガジン『ハロハロ通信』

■ 2024年6月25日号 ■

チキンアドボと事業の中止

こんにちは、理事長成瀬です。

今回はセブ北部事業地において、事業を中止せざるを得ない状況となってしまった大変残念な連絡報告がございます。

大きな教訓としながら、成果をまとめていきたいと思います。

まずはおいしいフィリピン料理で、暑い夏をのりきっていきましょう！

ショートコラム　★★It's more LOVE in PHILIPPINES!!★★ VOL.59

⚫︎チキンアドボ adobong manok

フィリピンの魅力をちょっとずつお届けするショートコラム、

今月は元マニラ・インターンそりはるさんによるフィリピン料理コラム♪

私は、初めてフィリピンでチキンアドボを食べた時、日本料理なんじゃないかと思いました。

我が家の夕飯でよく出てくる鶏肉を醤油とお酒で煮込んだものによく似た味で懐かしいような気がしました。

レシピを知った時は、こんなにお酢入れるの？と思いましたが、お酢は火を通すと酸味が和らぐらしく、出来上がりはあまり酸っぱくありません。また、鶏肉がホロホロに柔らかくなるのは、お酢にお肉を柔らかくする効果もあるからだそうです。

美味しいので是非是非作ってみてください〜

〇所要時間：1時間くらい（漬け時間を除く）

〇材料（4人分）

　鶏肉（もも肉、むね肉、手羽元など）　　600g

　玉ねぎ　　　半分

　ニンニク　　2片

　醤油　　　　50CC

　酢　　　　　30CC

　黒胡椒　　　適量

　塩　　　　　一摘み

〇作り方

　①　鶏肉を食べやすい大きさに切る。

　玉ねぎをくし切り、ニンニクをみじん切りにする。ニンニク好きはもっと入れても良いよ。

　②　醤油とお酢、塩をボウルまたはジップロックなどに入れ、軽く混ぜる。鶏肉、玉ねぎ、ニンニクを入れて1時間ほど漬けておく。

（時間があまり無ければこの工程は飛ばしても大丈夫です。私はよく飛ばします）

　③　フライパンを温め、油をひく。鶏肉を皮を下にして中火で焼く。皮に焼き色が付いたら、ひっくり返す。

　④　鶏肉の両面に焼き色が付いたら、弱火にして、マリネソース（玉ねぎ、にんにく、醤油、お酢、塩）をフライパンに投入。

　⑤　黒胡椒を全体にかけ、蓋をして弱火で30分から1時間くらい煮込む。途中で水分が足りなくなってしまったらお酒やお水を少し足してください。

そりはるさんのブログから、このレシピや、エピソードをもっとご覧いただけます🎵

そりはるさんのチキン・アドボレシピ

From Northern-Cebu, Livelihood Program

● セブ北部事業中止のご報告

2013年11月の大型台風ヨランダ復興支援に始まり取り組みを継続してきていたセブ北部での家畜飼育への資金融資事業は、2024年3月の総会をもって、事業中止をやむを得ないとする判断をいたしました。

2022年までセブ北部の住民グループと連絡を取り合いながら小さいながらも家畜飼育の応援と見守りを続けてきました。しかし2023年に入り、住民グループとの間に入り連絡調整役となってくれていた地域のアライアンス教会の牧師2名がこの布教対象地から離れることとなりました。ほかのコーディネーション方法など1年交渉を続けましたが、事業の継続は不可能という判断をせざるを得ませんでした。

約9年の事業を通し、5世帯が家畜を飼育しながらグループでその飼育を支援する仕組みづくり構築を目指してきました。残念ながら少数の限られた世帯のみの参加、返済まで長期間を要するという課題を事業実施中に改善することはできませんでした。

弊団体では、本取り組み事例をしっかりと評価/分析し、今後の展開へ活かしてまいります。応援くださった皆様、ありがとうございました。（文：成瀬悠）