NPOハロハロ ほぼ月イチ メールマガジン『ハロハロ通信』



 ■2019年7月26日号

 

 

こんにちは!日本事務局から成瀬です。 

      先日2018年度の活動報告会とフィリピン料理交流会を開催し 

応援者のみなさまやOBOGスタッフとゆっくりお話ができてとても嬉しかったです!

次回は設立記念日の12月19日を予定しています。

今月もフィリピンと日本のまちづくり運動の今をお伝えしていきます! 


ショートコラム★★It's more LOVE in PHILIPPINES!!★★vol.17 by, Haruka N

さとうきび畑
さとうきび畑
砂糖をまぶしたバナナのお菓子
砂糖をまぶしたバナナのお菓子
さとうきび畑(穫入後)
さとうきび畑(穫入後)

 

フィリピンの魅力を少しずつお伝えするショートコラム、

今回は、フィリピンのお砂糖のお話しです。 

 

フィリピンといえばバナナ、と同じくらいじつは昔からサトウキビ生産がとっても盛ん。

ネグロスやパナイの空港に降り立つと、あたり一面サトウキビ畑。

じつはセブもボホールも、ちょっと郊外にでれば一面サトウキビ畑。

 

甘いものが大好きなフィリピンの食卓にとってお砂糖はかかせない存在で、

フィリピン国内の消費ニーズも高いですが、アメリカなどにも輸出しているようです。

 

 

じつはこのお砂糖の歴史にも辛い過去があり、

一面サトウキビ畑をみるたびに、私はその話を思い出しています。

生協で流通するフェアトレード品「マスコバド糖」をご存知ないでしょうか?

じつはこのマスコバド糖は、1980年代前半におきた砂糖の国際価格の暴落を受け、

ネグロス島が深刻な飢餓を支援するためにはじまった活動から生まれたお砂糖です。

単一作物の収入に頼らざるを得ない、また農園主と労働者の関係など

スペイン植民地時代からの深刻な構造的貧困問題に由来するこの飢饉について

日本人の無関心を問うために立ち上げたキャンペーンが、

多様な植物を栽培しながらさとうきびも育て

組合として地域住民ひとりひとりが活躍していける村づくりにつながっています。

 

先日フィリピンのフェアトレードショップで、このマスコバド糖が

ローカルに向けても販売されているのを見てとても嬉しくなりました。 

ただ未だに大規模なサトウキビ農園で働く労働者に対しては50php/日程度しか支払われず

構造的貧困に取り込まれている人々がいます。

私たちハロハロも彼らとともに収入向上だけでなく教育啓発活動を行い、

小さいけれども大切な一歩をともにしています。

  


From Manila Project Area 〜マニラの活動現場から〜

 

 [啓発事業:マニラ日本語教室]

 

マニラの大学奨学生ジェイベロウさんが

7月7日に日本語能力試験を受験しました!

 

当日はとても緊張した様子でしたが、

挑戦できたことに自信を持っているようです。

 

ハロハロで日本語教室をはじめてから約2年、

 

はじめての語学テスト受験生を輩出でき、

当事業にずっとあたってきたマニラインターンチームも

協働団体PaaralangPantaoも

ともに大きな一歩を踏み出した思いです。

 



From Cebu Project Area 〜セブの活動現場から〜

 [教育事業:セブ奨学金事業から]

  

ハロハロは現地協働団体が行う奨学金制度を支援しており、

今月は奨学金で進学している学生だけでなく

父兄も集めての説明会と振り返り会が行われました。

奨学金制度にとって、

学生本人のやる気ももちろん重要ですが、

両親や家族のサポートなくしての進学はとても難しいです。

学生と両親双方の協力体制を構築しながら

奨学金を受け取るからこその「責任」についても

理解を深めてもらっています。 

 


From Japan Project Area 〜日本の活動現場から〜

フェアトレードちばコーヒー会議
フェアトレードちばコーヒー会議
2018報告会の様子
2018報告会の様子

[フェアトレードちばから]

 軒先珈琲さんとNPOはぁもにぃさんを巻き込んで

第一回フェアトレードちばのまち珈琲をつくろう企画会議が

大雨でしたが、7/7に実施されました。

フェアトレードちばの社会人ボランティアさんたちも

高い関心をもって世界と地域をつなぐものづくりに

参加してくれています。

来年2020年春を完成予定に引き続き進行中!

 


[日本事務局から]

 

日本事務局では2018年の活動報告会交流会を開催しました。

各事業の進捗について、現場のスタッフたちが発表する機会となりました。

応援者の皆様と、現役とOBスタッフたちが集う場づくりとして

今後も継続していきます。

 



■まちづくりミーティング

フェアトレードちば会議&サロン

(日時)ほぼ月末に変更になりました

    7月28日(日)10:00-12:00 

(場所)船橋市民活動サポートセンター

 

港区エシカルコミュニティ

日時)8/4(日)10:00-11:00

(場所)オンライン会議(Zoom)

 

 

■出展イベント  

 現在出展予定なし 

  



地域の人々と一緒に明日をちょっぴり豊かにしている現場を体験しに来ませんか?

ローカルな子どもや大人たちとの触れ合いから

たくましく生きる力にあふれた、魅力あふれるフィリピンを実感!

あなたのタイプにあわせた3つのプランがあります。

 

[TypeA ふらっと&がっつり] オーダーメイド

 半日から長期まで、あなたの知りたい!やりたい!を形にします。

 

[Type B ちょっぴり] ボランティア体験(語学交流・ごみ拾い活動など)

日本語学習の現場だけ、ごみ拾い活動だけ、参加できます。 

 

 



◆◆◆認定NPOに挑戦!2019年現在サポーター数37名!◆◆◆

【ハロハロは認定NPOを目指しています】

2017年12月の法人化5周年より挑戦を始めました。3000円以上のご寄付を年平均100名の方からいただくことで活動の公益性を所轄庁に認められます。2年の判定期間で毎年平均100名の応援者が必要です。

2018年度は103名の方からご寄付/サポーター応援をいただきました!ありがとうございました!

2019年現在は38名となっており、毎年100名を必要としていますので、応援の程よろしくお願いいたします。

(参考)https://www.npohalohalo.org/join/challenge

応援方法1 (継続)サポーターとして応援!

一般500円/月(年6000円)〜
学生250円/月(年3000円)〜
団体5000円/月(年60000円)〜
*1~12月で1口分の入金確認が必要:クレジットカードでサポーター年額決済をする場合<1回限りの応援寄付>から申込、備考欄にて[サポーターとして]とご記載下さい。

応援方法2 (1回のみの)寄付をして応援!

1000円より自由金額選択可能ですが、認定NPOの判定基準のため3000円/回をご検討下さいませ。


お支払い方法   クレジットカード、銀行振込(UFJ、ゆうちょ)のいづれかをお選びいただけます。

 <クレジットカード> 毎月の引き落としか一括かでURLが異なります。

1. 継続サポーター:マンスリーカード決済(銀行振込は年額決済) 
 一般500円/月(6000円/年)〜、学生250円/月(3000円/年)〜

 http://payment.npohalohalo.org/index.html

2. 1回限りの応援寄付:1回のみのカードまたは銀行決済

 http://payment.npohalohalo.org/index2.html

 

<銀行振込>  振込先はお問い合わせをいただいてから、ご連絡させていただきます。

 

 


ハロハロの活動を応援する仲間になっていただけませんか?

 

マンスリーサポーター 一般500円〜、学生250円〜、団体5,000円〜

ご寄付 3,000円/口〜 *自由金額でご寄付可能

 

【東京事務局春夏アルバイト募集中!】
インターン、プロボノ、ボランティアは随時募集しています。

 

【古本やDVD/CD/ゲーム、そのほか不用品で寄付ができます!】

 きしゃぽん古本募金


世界にチャンスを 
NPOハロハロ https://www.npohalohalo.org/

〒135-0033 東京都江東区深川1-1-2-403 

tel/fax 03-6873-8412  Mail : mail@npohalohalo.org 

 

 



《Back Numbers》

2019