NPOハロハロほぼ月イチメールマガジン『ハロハロ通信』

■ 2024年1月25日号 ■

● 家族と共に迎える新年の過ごし方　● グループの未来を考える ●

こんにちは、事務局の川原です。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします！

今年からは、各住民グループの取り組みの自立性と、事業を評価していく初めての挑戦をしていきます。

活動の今をお届けしていきますので変わらぬ応援をよろしくお願いします。

ショートコラム　★★It's more LOVE in PHILIPPINES!!★★　Vol. 56　by, さくら

●　家族と共に迎える新年の過ごし方　●

フィリピンの魅力をちょっとずつお届けするショートコラム、今月もフィリピンの大学に通うさくらさんからの発信です♪

みなさん、新年明けましておめでとうございます！

セブ島現地の大学に通っている、さくらです。

私は今年は4年ぶりに日本での年明けとなりました。フィリピンでは味わえない寒さや冬の食材に懐かしさを感じています。

本日はフィリピンでのニューイヤーの過ごし方についてお話しします。

もうご存知の方も多いかもしれませんが、フィリピンはとにかくファミリーファースト。

三世代同居をするお家がほとんどなので、お祝い事があると一つのお家に親戚が集まってみんなでお祝いします。

ニューイヤー定番の娯楽

⭐カラオケ

⭐家族みんなでジョークをいいながら笑い合う

⭐大人同士だと呑みゲームも🍺

カトリック教徒が9割のフィリピンはクリスマスやニューイヤーはとても大事にされています。バーマンスでも知られている9月からクリスマスを楽しみにするほど一年の中でも大きな行事。

みんなでご馳走を頬張りながら楽しい夜を過ごします。

From Cebu, Handicraft Project

●　グループの未来を考える　●

セブ事業地でアクセサリー作りをするMARSはグループのこれからと向き合っています。

ハロハロが2023年12月で直接的支援を終了すると伝えて以降、MARSの女性たちはどのように自立した活動を行っていけるかに不安を抱えています。

マーケティングの作戦会議をしたときには、自分たちで作ったアクセサリーを地域のお店やセブ市内のショッピングモールに置いてもらおう！、SNSアカウントを作成してブランドのPRをしていこう！、など最初は様々な前向きなアイデアがあがっていました。でも、実際に行動に移すには「何から始めればいいのか」、「自分たちにそんなことができるのか」、「きちんと会計の処理ができるのか」など、イメージやノウハウが掴めず不安な気持ちになってしまっています。

参加メンバーのライフステージもどんどん変わっています。グループ設立時のメンバーは、新しい仕事についたり、孫の世話をすることになったりなどそれぞれに忙しくなっていて毎月のように会議をすることも難しくなっている中で、新しく参加したばかりのメンバーはグループの運営に入ることに及び腰になっていたりします。

MARSは活動を始めてから今年で5年が経ちます。

セブアノ語で「近所の仲良し」という意味を持つMARSは、その言葉の通り、みんなで週に1度集まり楽しく活動してきました。これまでを振り返ると、初めてのアクセサリー作りにドキドキしながら挑戦し、経験を重ねて技術も品質も上がって、新しいデザインにも挑戦していくワクワク感がありました。製品改善にも向き合い、時間をかけながら解決の糸口を探しています。最近では結び目の強度改善が課題でしたが、女性たちからの改善案が出て前に進んでいます。

この1月2月は、日本人スタッフも現場で直接彼らの声を聞いてきます。

一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、活動の本来意義を見つめる大切な時間をしっかりと作っていきます。彼らが作るアクセサリーはNINDOTショップからも購入いただけますので、私たちの取り組みを応援いただけたら嬉しいです！

NINDOT セブの女性たちとつくるエシカルアクセサリー