こんにちは、事務局の川原です。9月後半から続いたイベント月間があっという間に終わりました!
ブースにお越しいただいた皆さま、ありがとうございました^ ^
現在、ハロハロでは、12月9日の11周年記念に向けて準備を進めております!
日頃の活動の紹介や、フィリピンのお母さんグループが製作した雑貨やアクセサリーの販売なども行います。
どなたでもご参加いただけますので、ご都合がつく方はぜひお越しください⭐︎
フィリピンの魅力をちょっとずつお届けするショートコラム、今月はフィリピンの大学に通うさくらさんからの発信です♪
みなさん、こんにちは。
セブ島現地の学校に通っている、さくらです。
日本もまだまだ暑い日々が続いているとニュースでも聞きますが、
セブ島ももちろん毎日海に入っていたくなるほど暑いです。
今日ご紹介したいのはフィリピン大学生の登下校の仕方です。
主な大学生の交通手段は3つ。
人気順に並べて
1つ目はジプニー又はバス
普段は聞いたことのない名前が出てきましたね^^;
ジプニーはフィリピンの主な交通機関で、第二次世界大戦のころから普及されていたようです。
行き先はアルファベットと数字で構成されていて、
最初はどの番号がどの道に行くのか覚えるのが大変でした。
気になる料金は12ペソ(約30円)〜
学生は2割引なので私はお家から学校までは10ペソで行けます。
降りたい時には自分のコインを使って、手すりの部分にカンカンとぶつけると止まってくれます。
どうしても暑くてエアコンが欲しい学生はバスに乗ります。
バスは少し料金が上がり、14ペソ(約35円)〜です。
2つ目はバイクタクシー
セブ島はバイクドライバーがものすごく多いため、
道で乗客用のヘルメットを持っているドライバーに声をかけ、行き先まで乗せていってもらえます。
セブに来られた方はお気づきかもしれませんが、道に立っていたり歩いてたりすると
「サー、マダム、モーター?」とバイクドライバーに、乗らないかと声を掛けたれたりします。
ただ、道端で拾うバイクは道路の状況によって普段より高めに金額を設定されたり、
ヘルメットの安全性や清潔感が劣っている場合があります。
そこで登場するのが日本のGO TAXIならず、
「ANGKAS(アンカス)」「MAXIM (マキシム)」「JOY RIDE (ジョイライド)」と呼ばれる
どれかのアプリで、決まった料金の上でピックアップ元と行き先を設定し、
安全に乗車できるバイクタクシーサービスです。
私は、ドライバーがすぐに捕まりやすいMAXIMを使っています。
3つ目は個人の車やバイク
もう大学生になると自分で運転して登下校する生徒も多いです。
校内に駐車スペースが設けられているため、入学と一緒に駐車ステッカーを買い、
駐車許可を持っている生徒は車を学校内に停めることができます。
私のキャンパスは山に沿っているので、停めるのに戸惑う場所もあります。
友達は駐車に失敗して車をボコボコにしただとか...そんな話もあったので、
私も一応免許は持っていますが母はまだ家の車を持っていくのは許してくれていません笑
渋滞がものすごいこの国で、遅刻しないためには30分前、
いやひどい時には1時間前行動をしなければなりません。
そんな面白い国で勉強できている環境に今日も感謝です。
NPOハロハロは、生活向上事業として、少額資金融資をサポートしています。
わたしたちの事業方針は、ほか事業と同様に「地域住民グループが事業の主役」であること。資金融資事業もその運営管理はハロハロではなく地域住民グループです。
2013年11月の大型台風ヨランダ復興支援として、セブ中部の漁師グループが今後も漁を続けられる環境づくりにつなげたいと少額ローンの取り組みをスタートしました。そして、ほぼ同時期に、セブ北部のグループも家畜飼育でのローンの取り組みをスタートさせました。はじめての資金管理に、返済計画をたてることも、貸し借りできる条件を設定することも試行錯誤ではじまりましたが、漁師グループの間では多い人で3回ローンサービスを利用し舟の設備が新しくなって、収入も3倍以上にのびた成功例もつくることができました。ローンサービスの意義を理解して借りる人が少なく、返済が滞ってきた段階で、住民グループの役員を一新するなど度重なる改善会議を数年根気強く続け、その後、きちんとローンサービスが行えるグループづくりを目指して、専門家アクセスアドバイザリーによる研修を導入しました(2020年度国際協力財団助成、2021年度JICS NGO支援事業)。専門的な研修では、組合を作らなければ合法での資金融資事業は行えないということが明確になりましたが、組合をつくるには組合員数が必要なだけでなく、組合を管理運営するスタッフ人材が重要であり、現在の住民グループや現地協働NGOがその組合人材になることは難しいことも明確になりました。
助成事業で専門的研修を受けた後、改めて、NPOハロハロや現地住民グループで、自分たちらしく、地域の人々が安心して利用できる金融サービスの形を考えていきました。NPOハロハロのオリジナリティは「地域住民グループが事業の主役」であり、人々が不安になることなく資金管理ができる規模で取り組みを進めていくこと。改めて、住民グループの中でどのようなお金の取り組みが可能なのかを話し合いました。各住民グループごとに、入会金や月会費などを設定し、グループの活動費として積立していくことは、フィリピンの文化としても違和感なく取り入れられたことでした。その延長として身近な目標となったのが、各メンバーの名前で貯蓄ができるプログラムと、一定の条件を設けた上でローンを借りられるプログラムの設置です。1つ1つの住民グループの合意のペースもさまざまなので、彼らのペースでゆっくり実態にあわせながら、取り組みを進めていきたいと思います。漁師グループ、家畜飼育グループだけでなく、手工芸事業や環境事業に取り組むすべての住民グループで、金融サービスへのアプローチを視野にいれています。来年はハロハロと現場にとって、さらに内省の1年になっていきますが、さらなる分析とアプローチ手法の模索を進めてまいりますので、変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。
(文:成瀬 悠)
■ 出展など ■
各地の催事などに出展し、AngKyut・NINDOTのフェアトレード雑貨の展示販売や活動のご紹介をしています。
■ ハロハロ11周年記念イベント 開催決定! ■
11時から12時の活動報告会はハイブリッド開催(後日視聴も可能)となり、お申込受付をスタートしました!!イベントHPからのご参加お申し込みをお待ちしております。
日時:2023年12月9日(土)11:00-18:00
場所:古家カフェめぐる 2F ギャラリー
◀︎【古本や不用品が寄付になります】
きしゃぽん古本募金を通して「ハロハロ」に、
古本・DVD/ゲーム・ブランド品・金券・古酒・携帯電話機器など
ご家庭で不要になったお品をお寄せ下さい。
◀︎【マンスリーサポーターとなって応援】
一般500円〜、学生250円〜、団体5,000円〜
定期的に活動報告が届きます!
◀︎【寄付をして応援】
自由金額でご寄付で活動を応援いただけます
*認定NPO基準は、3,000円/口以上のご寄付が対象
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あなたと一緒にこどもたちの教育を受ける機会を広げ、地域の未来を変える力に!
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カラフルな廃材を活用したバッグやポーチのブランド:AngKyut
セブの自然素材が愛らしいアクセサリーブランド:Nindot
学園祭・バザー・お店などでの委託・卸販売、ノベルティの制作もお気軽にご相談下さい♬
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