台風22号(フィリピン名:オデット)における緊急支援実施について

ハロハロでは、皆様からお寄せいただく緊急支援へのご寄付を通して、

フィリピン現地協働団体NGO Sharing Fun is too(SHIFT)とともに、

セブ・(ボホール予定)事業地での緊急支援活動に取り組みます

2021年12月16日(木)〜17(金)にかけ、スーパー台風オデットがフィリピン・ミンダナオ島北東部に上陸しビサヤ地方を横断しました。当団体のセブおよびボホール事業地を通過したため多くの被害が出ています。

災害発生から数ヶ月は、セブおよびボホール事業地(ボホールは予定)での緊急支援物資の配給を行って参りまあす。

(水、米、缶、インスタント系食料などをはじめ、日用品など避難生活で必要となる備品、家屋の再構築費用も含みます。具体的な支援物資の選定は現地のニーズに応じて変動することがあります。)

 

 

 

緊急支援後に必要となる復興支援(人々の生活の再構築)も視野にいれて参ります。集まった緊急支援金から残預金が出る場合は、復興支援にも回させていただくことをあらかじめご承知おきください。また、いただいた支援金のうち20%は管理費にあたります。


台風22号(フィリピン名:オデット)の現在のセブおよびボホール事業地の状況 2021/12/21

【ボホール事業地の状況】

ボホール事業地は連絡不通(2021.12.22現在)(緊急支援は現在検討中)

連絡不通により現状不明なため、連絡がとれ支援実施が可能になった時点で、支援地域となっていく予定です。

 *ボホール本島のUbayで環境事業に協力いただくフィリピン人の方からは、ボホール本島も大きな被害を受けており、まだ電気などライフラインがなく不安な日々であることを、ケータイ電話のデータを使って連絡いただいています。

孤島であるアルマーはより緊急な状況であるだろうという含みがありました。

【緊急支援対象予定地域】ボホール州ヘタフェ市アルマー村 

【緊急支援対象予定者数】    約200世帯 1,000人程度を予定

 

【セブ事業地の状況】

8割の家屋が倒壊し、ライフラインは5日たつ今も復旧せず、電気をはじめ飲水などにも苦労しています。避難所で朝6時から夜9時まで電源チャージをさせてもらえているそうで、ケータイのデータで連絡をもらいました。

現地協働団体Sharing is fun too, incのセブ事業地コーディネーション団体であるセブ現地NGO Tulay sa Kinabuhiは、代表夫妻もともに被災し避難中でありながらも、今までもともに活動してきた住民グループと炊き出しなどを始めています。

地域のほとんどの人たちが被災していて、避難所に生活しており、必要な米や缶詰などの食料を中心とした生活必需品を事業地とさらにその周辺の貧困家庭に配布を継続しています。

【緊急支援対象地域】セブ州タリサイ市ドゥムログ村 

 おもにホープ地区、ルーマ地区、ベイベイ地区、リバーサイド地区を予定

 【対象世帯数】約420世帯

 


 

現在お寄せいただいている

台風オデット緊急支援へのご寄付総額        合計:0,000円 / 0件

  


緊急支援での予定する取り組み ●支援金の使徒●

現場のニーズに応じて、水・食料・衛生的な居住環境の整備に必要なものなどに当てられていきます。

なお、緊急支援として集まった金額が実際に必要な金額より大きかった場合は、復興支援に使わせていただくことがございます。また、支援金のうち20%はNPOハロハロの事務管理費として当てられます。

緊急支援で行う取り組み参考事例1:

水や食料、日用品、避難生活で必要となる備品などの支援

 

2021年12月22日現在、現場からは、水、食料、ベッドマット、ライトなどの必要品の希望が出ています。

ライフラインがない状態の中、十分なアクセスもなく、物価高騰する中、必要なものを支援していこうとしています。

(写真は一時避難している村の体育館の様子 避難に十分な物資がありません) 

 

2:住宅復興支援サポート

 

べニア板や釘類などの住宅建設用備品の購入に当てられていく予定です。

災害時、地域の家屋約8割が倒壊しました。
住宅復興支援では、必要備品の購入だけでなく地域の人々に建設補助として働く機会としても広げ、収入源にもしてもらう予定です。
(写真は2013年の台風ヨランダ復興支援での家屋建築の様子を参考として掲載しました)

緊急支援を行う現地協働団体のご紹介

NGO Sharing is Fun too, Inc(フィリピン登録NGO)

ハロハロのセブとマニラの2つの現地協働NGOと一緒に立ち上げた、日本とフィリピンをつなぐNGO

ハロハロがフィリピンで行う事業と会計そして雇用の透明性を担保します

 

被災現場であるセブ事業地のNGO Tulay sa Kinabuhiとコンタクトがとれる状況のため、代表グレマー氏と事務局サラジェーン氏を中心に、支援活動に協力している各被災地の住民団体のニーズ把握と緊急性の判断、現地主導での支援活動となるよう配慮します。

Sharing is Fun too incとして購入品の領収書など、実施経費などの会計報告がNPOハロハロへとあがってくるよう行います。

また現地での支援活動にはハロハロからの支援金の他、フィリピンや諸外国からの支援が集まる可能性もあります。(現在不明)

 

マニラのNGO Paaralang Pantaoより Jaycobe氏;代表理事

元ダンプサイトのあったパヤタスと、ごみ山崩壊事故以降再居住区となったエラップ(Rodriguez Rizal)の2地域にて幼稚園を運営し、貧困層の人々へ教育を提供しています。 

 

セブのNGO Tulay sa Kinabuhiより Sherah Jane氏:事務局

教育こそが貧困をとめる唯一のカギ、と早くから教育支援を中心にしながらも地域の人々が必要とする収入の機会づくりにも取り組んでいます。

夫である牧師のGlemar氏が代表をつとめるTulay sa Kinabuhiでは、信仰とプロジェクトが絶妙なバランスで地域の人々の心を動かし、活発な取り組みにつながっています。

 

日本のNPOハロハロより 成瀬悠、安田鉄平:役員

だれもが魅力的に働き生きるという団体理念のもと、フィリピン協働パートナーを通して、応援いただくみなさまと一緒に、フィリピン事業地のたくさんの社会課題をともに変えている体験をしてもらえるよう取り組みの透明性を高めていきます。


 

【現地協働団体支援レポート】

12月20日(月) 豚一頭を購入し避難所の人々30名でわける

 

(支援対象地域)

セブ州タリサイ市ドゥムログ村

死者数は現在不明

沿岸部の低地にバラック建て家屋という状況で1日100円以下の生活を送っている人々なので、水没や倒壊から免れられませんでした。

普段からその日食べるお米を買うお金にも困っていたため、さらに水や食料に困窮しています。

 

ボホール州ヘタフェ市アルマー島 

消息不明

連絡がつき次第支援に入る予定です

 


台風翌日のドゥムログ村沿岸部の様子


ご支援のお願い

● ご寄付の完了まで、2ステップとなります ●

 

STEP1)上のボタンより、台風オデット緊急支援お申込フォームを送信

大変お手数をおかけしますが、ご寄付の透明性の観点からご入力をお願いしています。

送信後、「台風オデット緊急支援お申込確認メール」および「台風オデット緊急支援お申込フォームのコピー」2通のメールが届きます。

届かない場合はメールアドレスの不備や迷惑メールなどの設定が考えられますので、したのNPOハロハロ事務局までお問い合わせください

 

 

STEP2)自動返信されたメールを見て、カードもしくは銀行決済

自動返信された「台風オデット緊急支援お申込確認メール」に沿って銀行またはカード決済をお願いいたします。

カード決済では上のフォームにご記入いただいた内容と同じことをもう一度ご入力いただく必要がありますが、使徒とご寄付の明確化のために、お手数をおかけしますがご協力のほどお願いいたします。

 

 完了です!

 

 NPOハロハロ事務局よりお振込後1週間程度で「台風オデット緊急支援お礼」メールが届きます

 また、支援状況は随時ご報告して参ります。

 

 

オンラインでの情報入力や決済が難しい方には、別の方法をご案内いたしますので、下の問い合わせよりご連絡をお待ちしております。


● お問い合わせなど ●

特定非営利活動法人ハロハロ 事務局

東京都港区芝4-7-1西山ビル4F *シェアオフィスのため常駐していません

TEL  050-5539-5524

MAIL mail@npohalohalo.org