セブの貝や木などの自然素材を活用して、地域の女性達がアクセサリー作りを行なっています。
2014年にエシカルデザイナー柿本可奈子さんが指導したことからスタートし、2019年に自分たちの手で活動を続けていこうと、近所の仲良しという意味があるMARS(マーズ)という名前で女性グループが立ち上がりました。自然素材を活用したアクセサリーをいいね!という意味があるNINDOT(ニンドット)というブランド化していこうとしています。
Weave the Future NINDOT https://nindot.thebase.in/
2013年11月の台風ヨランダの復興支援として、セブ中部の漁業地域と北部の農村地域で、地域の漁師や露店商などの個人事業主に対する資金融資を実施。一部の漁師の収入が2倍以上になるなどの効果を得た。
一方で、漁業地域では返済できない人が増え3年で一度運営体制を改め課題の整理を行なった上で、新たな体制のもとに10万円程度の少額を運用していくこととなった。少額のため運営に問題はなく2022年現在も継続している。
セブ北部の農村地域でも、家畜飼育はスケジュール通りに進まず、返済の遅れが目立ち、完済に時間がかかりすぎることで、現在の運営内容を大きく変更する必要がでている。
スタディツアーを通して、日本人とフィリピン人の相互交流を行い、ローカルな地域に密着して貧困問題への理解を深めるだけでなく、ともに学び考える時間を多く設けて、社会参加への一歩をともにしています。
フィリピンのローカルな地域の幼稚園保育園や小学校、中高などと連携して、国際交流教育を行っています。
日本の大学生などとの協働で実施するケースが多いです。
今迄に、子どもたちに図画工作による情操教育を行ったり、災害時対策教室などを実施してきました。
地域の住民組織(女性組合や漁業組合など)を活性化し、行政や公立学校、他のNGOや宗教法人など地域社会内での連携をつなぎ、より効果的で継続的な事業運営を担える団体として成長を促進する支援を行っています。
人々のリーダーシップ研修や組織運営研修の設定などを共に行いながら、住民と組織の能力向上を図っています。
地域社会のボランティア活動への参加機会を提供しています。栄養食配給や緊急時災害支援、教育補助などに関わることで、貧困層の青少年たちにとっても、「人から感謝される」ことで自己肯定意識を高め、積極的な社会参加意識を助長する貴重な機会となっています。
「自分の家をいくら掃除しても、潮の満ち引きなどで結局家の前にごみが流れ着いてしまい困る」というセブ地域の女性の声から、地域のみんなで毎月定期的に、地域の大掃除をすることになりました。ごみのポイ捨てがなくなり、地域にゴミ箱が設置され、人々の団結も強くなりました。
セブでごみ拾い活動が活発化した頃に新規事業地となったボホール事業地においては、海藻栽培が主産業であった特性から、セブよりさらに密接に沿岸部の環境保全が生活に直結する重要事項であったため、地域の教育機関や行政も巻き込んだごみ拾い活動が即座にはじまりました、孤島であるが故に大きな問題であったごみの最終投棄場(埋め立て)についても舟での運搬システムを行政と交渉しトライアルがはじまっています。